こんにちは、こばぱぱの親友で心理学・科学・雑学大好きしゅんぞうです!!
今回は「なぜ、フラミンゴは片足で立っているのか」を解説します。
ほとんどの人が動物園に行って、フラミンゴを見たことがあると思います。
では、その時に子供もしくは彼女に「なんでフラミンゴって片足で立っているの?」と聞かれたら、みなさんは答えることができるでしょうか?
私は・・・答えられません!!笑
おそらく「・・・片足ずつ立って、もう一本の足を休ませているのかな・・・」みたいなことを言うのではと思います。(この答えは当然違います!!)
みなさんも私みたいにならないように、こちらを読んですぐ答えれるようにしましょう!!
体の熱が逃げていかないように
動物園でフラミンゴを見ると、水の中、1本足でじっと立っています。
ツルやサギなどの鳥も、同じように1本足で立っていることが多いのです。
どうしてそんな格好をしているのでしょう?
実は、体の熱が逃げていかにようにするために、あんな格好をしているのです。
片足立ちが目立つのは、水辺にすみつく鳥の仲間です。
水辺にいればどうしても体が冷えてしまいます。
そして、胴体や頭が冷えるとうまく機能しなくなります。
そこで、体温を守るために自己防衛を図っているのです。
1本足で立っているときは、もう1本を羽毛の中にしまい込んでいます。
1本足なら、逃げていく熱は2本足で立っているときの半分で済むので、胴や頭を守ることになるのです。
水鳥たちは、足の受け根部分に「ワンダーネット」と呼ばれる血管の仕組みを持っています。
ここには心臓から体の末端に向かう動脈と、末端から心臓に向かう静脈が網目状の毛細血管となって絡まり合っています。
このワンダーネットは、一種の熱交換器の役割も果たしています。
冷えた静脈の血を動脈の血で温めて体内に戻す一方、動脈を流れてきた温かい血が冷やされて足先では外の世界との温度差を少なくして、冷たさを感じにくくなるようにしているのです。
というわけでフラミンゴが片足で立っている理由は、体や頭を冷やさないためだったんですね!!
なるほどって話ですよね!!
今度、動物園でフラミンゴを見るときがあったら、ぜひこのことを思い出してください!
ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました。
参考文献:面白雑学倶楽部(2018)時間を忘れるほど面白いオトナの雑学