【こばママブログ】食物アレルギー克服までの道

食物アレルギー克服までの道7~乳負荷試験4回目・5回目、ついに乳製品解除?!~

ママ
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食物アレルギー克服までの道6~乳負荷試験1回-3回目・現在も除去しているキウイフルーツについて~をご覧いただきありがとうございます♪

今回は乳負荷試験4・5回目と乳製品の誤食についてかかせていただきます。小麦負荷試験からはじまり、自宅負荷をはじめて2年が経過。負荷生活にも慣れてきて、生活の一部になっていました。もちろん大変な事も多いですが、摂取量が増え、食べられるものが増えていくのが嬉しくて、何ml摂取できるようになったら次はこれ食べさせたい!!と考えながら生活していました(*^-^*)

 

乳経口負荷試験4回目 

自宅で1mlづつ増量していくが、RSウイルスや胃腸風邪などで体調不良が続き中々摂取量が増えなかったが、3歳5ヶ月で4回目の乳経口負荷試験を実施する。この時点で20ml摂取できるようになっていた。

・4回目の乳負荷試験は20ml摂取、30分症状がでない事を確認して、さらに1ml追加。その後も30分毎に1mlづつ追加して計23ml摂取。2時間症状がない事を確認して負荷試験終了。

自宅では、1週間~10日間23mlを摂取し、問題なければ次は3ml増量して26mlを1週間~10日間摂取。同じように29ml→32ml→35mlと3mlずつ増量する。

 

乳製品誤食事件

・3歳7ヶ月、お豆腐を中心とした懐石料理屋さんに家族で食べに行きました。乳製品の代わりにシチューやグラタン・クリームパスタなど豆乳でつくっていたので、豆乳はユウナちゃんの大好物でした。メニューはお豆腐や豆乳料理を中心としていて豆乳の飲み物も豊富にあり、ユウナちゃんは豆乳イチゴを注文。大好きな豆乳とイチゴの組み合わせに食いつくように一気飲み。飲んでいる最中、いきなりコップを落とし“なんかおなかへん・・”とお腹を痛がりました。お腹をみてみると膨隆した湿疹がたくさんでていました。店員さんを呼んで、豆乳イチゴの成分について確認すると“豆乳イチゴは牛乳と豆乳半分づつで作っています”と。分量的におそらく200ml程度。半分量となると100ml程度。ほとんど全量飲んでしまっていたが、現在ユウナちゃんが負荷で飲んでいる量は50ml弱。確実に負荷量オーバーしており、大変だと思いすぐに抗ヒスタミン薬を飲ませて、タクシーで近隣の病院に向かいました。湿疹はお腹~顔・手足と全身に広がっていて、お腹を痛がっていました。病院に到着するとすぐに診ていただき、ステロイドの点滴をしてくれました。幸い呼吸症状はでませんでしたが、今までで一番湿疹がひどく、腹部症状も出ていたので本当に怖かったです。最近はアレルギー表記されているお店が増えており、今回行ったお店もきっちりとしているお店だったので、豆乳イチゴとしか表記がなかったので乳製品が入っているとは思いませんでした。完全に確認不足が招いた誤食でした。これまで何度か誤食させてしまっているダメな母親です、本当に。こばパパと大反省しました。

ちなみにお店の店長さんが病院まで菓子折りを持ってお詫びに来て下さり、以後お店のメニューすべてに分かりやすくアレルギー表記をしますとおっしゃってくださりました。お店が悪いわけではなく、確認不足の私たちの責任なのですが、すべてのお店でアレルギー表記がされるようになれば、もっとアレルギーっ子も外食しやすくなるのになぁと思います。なったらいいのになぁ~

 

乳経口負荷試験5回目

・自宅で3mlづつ増量していき、3歳10か月で68ml摂取できるようになった。

・5回目の乳負荷試験は68ml摂取、30分症状がでない事を確認して、さらに3ml追加。その後2mlづつ追加して計73ml摂取。2時間症状がない事を確認して負荷試験終了。

自宅では、1週間~10日間73mlを摂取し、問題なければ次は5ml増量して78mlを1週間~10日間摂取。同じように83ml→88ml→93mlと5mlずつ増量する。

・この時点では、摂取量が増えていたので、ヨーグルトやチーズなどの乳たんぱく含有量の多い製品や、乳製品入りのパンやお菓子も摂取していました。外食では乳含有量が分からないので、摂取は控えていました。

・5回目の負荷試験から8ヶ月かけて無事目標であった200ml摂取できるようになりました。8ヶ月の間でやはり体調がすぐれなかったり、忙しくて負荷ができない日もあったのですが、少量づつでも摂取は欠かさずしてきました。

 

小麦・卵・乳製品負荷全解除

・4歳6か月で無事全解除となりました。成長に伴い皮膚が強くなった事もあり、接触による皮膚症状もほとんどでなくなりました。自宅では引き続き摂取は続け、外食先でも乳製品を摂取していきました。制限なく乳製品を摂取できるようになった5歳を機に保育園でも乳製品除去を解除しました。

 

5歳のお誕生日

5歳のお誕生日は保育園をお休みして、ゆうなちゃんと二人で念願だった(わたしが。w)パンケーキを食べに行きました。某有名なクリームがたっぷりなパンケーキ屋さんです。本当に嬉しかったエピソードなんですけど、文章ではうまく書けませんでしたので、是非こばぱぱ漫画でご覧いただけたらなぁと思います。

 

おわりに

 無事に乳負荷解除となりました。食物アレルギー発覚時、まさか我が子がと本当にショックでした。基本は毎日楽しく明るく過ごしているのですが、根はマイナス思考でネガティブなので、大丈夫だろうとは中々思えず、“食物アレルギーが治らなかったらどうしよう”という思考が先行してしまい、悲しくなる事が多かったです。こんな風に言ったら批判されるかもしれないですけど、娘を二人育ててきて、何より大変だったのがイヤイヤ期でも夜泣きでもなく、食物アレルギーでした。絶対に克服できると分かっていたら頑張れるんですけど、どうなるか分からない状況に不安で不安で仕方なかったです。気持ちを共有できる人がいなかったのも孤独でした。もちろんこばパパや母にもたくさん助けてもらったし、支えてもらったんですけど、二人とも基本プラス思考でポジティブなので“大丈夫、絶対治るよ”っと言っていました。でも、マイナス思考でネガティブな私は“そんな保証どこにもないやん、簡単に言わんといて”と内心思っていました。めんどくさい奴なんです、私。。このブログを書こうと思ったのも、私自身食物アレルギーについて、知識がなかったがゆえに毎日毎日snsやネットで検索していました。でも、情報が混在していて何が正しいのかわからない。今何をする事がアレルギー克服に一番の近道なのかが分からなくて、皮膚科2件、小児科2件、アレルギー専門病院2件受診しました。

『胃腸が成長したらそのうち食べれるようになるので、アレルギー検査しながら数値が良くなるのを待ってたべはじめましょう』

『早く摂取する事が克服への近道なので、少量づつ摂取をはじめていきましょう』

驚く事に、言ってる事が真逆なんですよね。『食べない方がいいのか、食べた方がいいのか』その時点でとにかく悩みに悩みました。今になっても正解なんてわからないんですけど、ユウナちゃんの場合は

“食べ続ける事が食物アレルギー克服につながった”

食物アレルギーに限らないと思うんですけど、ネットやSNSで簡単に情報を収集できて便利な一方で、情報が多いがゆえの迷いや不安も多いと思います。看護師をしているので、セカンドオピニオンで当院にこられる患者さんや、逆に他院にセカンドオピニオンに行かれる患者さんと接する事があります。それってすごく大切な事だと思うんです。もちろんセカンドオピニオンに行っても同じ事を言われる事もあるだろうし、異なった見解の事もあると思います。大切なのは、自分が納得して向き合える事だと思います。迷いが完全になくなる事はないかもしれませんが、自分で納得できた事に突き進んでいけたらいいなと、わたしは思います。

 

 

ママ
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長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。これからも、こばパパ漫画をどうぞよろしくお願いします。また何どこかで、さらっとこばママも登場できたらいいなと思います。何事も一人で悩まず、つらい事も楽しい事も共有しながら子育て頑張っていきましょうね♪

ママ
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