【こばママブログ】食物アレルギー克服までの道

食物アレルギー克服までの道3~2回目の血液検査・1回目小麦負荷試験~

 

ママ
ママ
食物アレルギー克服までの道2をご覧いただきありがとうございます♪

 

今回は、2回目の血液検査と1回目の小麦負荷試験について書かせていただきます。負荷試験の進め方や注意点について触れさせていただきました。

念願の負荷試験。朝からドキドキソワソワして予定の1時間ほど前に病院に到着してしまい、中々じっとする事が難しい1歳児の機嫌を損ねるわけにはいかまいと、あの手この手で娘をあやして過ごし、予定時刻になったときにはすでに私が疲れてしまってました。w

 

生後12ヶ月~2回目血液検査~

・1歳になった為、2回目の食物アレルギーの血液検査(抗体検査)を実施する。

・卵白クラス2→3、乳製品3→4、小麦1→2と全項目でクラスが上昇(悪化)していた。

卵白     6ヶ月2.33(クラス2)  →  12ヶ月16.6(クラス3)
卵黄     6ヶ月0.11(クラス0)  →  12ヶ月0.10(クラス0)
オボムコイド     6ヶ月0.10(クラス0)  →  12ヶ月0.09(クラス0)
    6ヶ月5.45(クラス3)  →  12ヶ月21.7(クラス4)
小麦     6ヶ月0.67(クラス1)  →  12ヶ月1.51(クラス2)

・湿疹が良くなってきていたので、心のどこかでアレルギーが良くなっているかもしれないと期待していたため、ショックが大きかった。

 

小麦負荷試験1回目

・1歳になり、血液検査の結果をもとに、まずは小麦から摂取をはじめていくことになる。

・湿疹が遅延していたことや血液検査結果を考慮し、摂取開始は病院内でおこなった。

食物アレルギー治療の基本は、『正しい診断に基づいた必要最小限の原因食物の除去』で、完全に除去するより、早期から少量でも原因食物を摂取する方が治る可能性が高くなる(食べられるようになる)といわれている。食物経口負荷試験とは、アレルギーが疑われる食物を実際に摂取し、症状を観察する試験。この試験は。食物アレルギーの有無だけでなく、どの程度の量を越えて摂取すると症状が出るのか(閾値という)を決める手立てにも用いられる。

・体調不良の際は、アレルギー症状が出やすくなるので体調がすぐれない場合は延期しますと事前に説明を受けていたので、食物負荷試験当日まで体調管理を徹底した。

・皮膚状態が悪いと、摂取により出現した皮膚症状なのか元々の肌荒れなのかが分からなくなるので、当日までは特に肌ケアをしっかりおこなった←これホント大事!!

・摂取当日、しっかり茹でたうどんを10g用意。まずは診察をおこない、1gから摂取開始する。30分経過し、症状がない事を確認し、次は2g摂取。さらに30分毎に3g、4gと摂取量を増やしていく。計10g摂取した後2時間症状がない事を確認し負荷試験終了となる。

・翌日までは慎重に全身状態を観察するように説明を受け、症状が出現した際に内服する抗ヒスタミン剤を処方してもらい帰宅する。

食物アレルギーは大きく分けて即時型アレルギーと遅延型アレルギーがあります。
アレルギー症状の多くは即時型アレルギーで蕁麻疹やそれに伴うかゆみなどの皮膚症状ですが、人によっては消化器や呼吸器など、全身症状がみられる場合もあります。また、原因となる食物を食べてから症状が出るまでの時間は通常2時間以内(多くは直後から30分以内)ですが、なかには4-6時間以上過ぎてから症状が出る場合もあります。遅延型アレルギーは摂取した翌日や2日後に、湿疹の悪化や下痢症状が出現したりします。

・食物負荷試験翌日の午後に、症状が出ていない事を確認してもらい、自宅での摂取していくこととなる。

 

自宅での負荷試験の注意点

  • 毎日~最低週3日以上は指示量を摂取する

 →閾値以下の食物を、毎日~週3回以上継続して摂取していると、徐々に閾値が上昇し、摂取できる量が増えていく。

 

  • 体調不良時や食べられない状況が続く場合は、一段階前の少ない量から摂取再開し、2日間症状が出なければ、元の量に戻して摂取を継続していく

  →食べ続ける事を中断してしまうと免疫療法の効果が消失してしまう。

  →通常食べられる量であっても、体調不良や摂取後に激しい運動をすることで、予想外の症状が誘   発されることがある(食物依存性運動誘発アナフィラキシー)

例えば、10g摂取し、翌日体調不良であれば6-8g摂取(私の場合1日目は6g)その翌日も6-8g摂取(2日目は8g)し、問題なければ次回は10g摂取。子どもの体調不良は長引く事もありますが、娘は上記のように1回減量し問題なく10g摂取できれば、体調が万全になる前も10gを継続して食べていました。

 

  • 皮膚症状が出た場合は、抗ヒスタミン剤を内服し、経過をみる。皮膚症状以外の、食欲低下や呼吸器症状等認めた場合は、すぐに受診すること

 →抗ヒスタミン薬 皮膚のかゆみや蕁麻疹を抑える作用

 →症状が湿疹にとどまるようであれば、抗ヒスタミン剤を内服して摂取を続ける事が、免疫がついていきアレルギー克服への近道になると言われました。湿疹がひどいようであれば摂取量を減らして、少量づつでも摂取を続けてくださいと説明がありました。

 

  • 摂取は必ず、午前中におこなうこと

 →症状がでた際、すぐに受診ができるように初めのうちは日曜・祝日は摂取は控えた

 

  • 摂取後は、すぐに口周りを清潔にする

 →口周りのみに皮膚症状がでた際は、接触が原因の場合がある。

ママ
ママ
  数ヶ月後の話ですが、イタリアンのお店に外食に行った際、食べていないのに痒みを訴え顔回りに湿疹がでてきました。ステロイド塗布で痒みは落ち着き徐々に湿疹も消失していったのですが、なんで?っと疑問に思いました。ちょうど数日後にアレルギー科の受診日だったので、その件について先生に相談すると、おそれく小麦に接触した事による接触性皮膚炎だろうとの事でした。ピザの粉に触れてしまった事で湿疹が出た。経口摂取だけが、アレルギー症状を引き起こす要因ではないいんだと驚きました。それ以外にも、友人の家でお風呂に入らせてもらった夜、湿疹はでていないが痒みで中々眠れず。どうやら、ボディソープにミルクの成分が含まれていたようです。気を付けているはずだったのに、またこんな失敗をしてしまった事に気落ちしました。頼りない母で申し訳ない。。皆様、お気をつけください。

 

・以上の事に注意しながら、自宅で10g(体調不良時は6-8g)を継続して摂取した。

・幸い自宅での摂取時に、症状が出現することはなかった。

・3週間後に再び、病院で食物負荷試験を実施し、摂取量を増量していく方針となる。

 

 

 

順調に経口摂取が進み、このまま食べられるようになるかもしれないと希望がみえ、すごく嬉しかったです。もっと食べられるんじゃないか、早くもっとたくさんの量を食べさせたいという衝動に駆られました。私単純なんです、まさに一喜一憂な日々でした。w

 

次回は2回目小麦負荷試験と自宅での摂取について書かせていただきます。順調かにみえた小麦負荷、果たして除去解除なるのか。保育園に入園したので園での食物除去についても触れていきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました(*^-^*)

 

ママ
ママ
質問などありましたら、お気軽にコメントくださいね♪

ママ
ママ
食アレ体験などありましたら是非教えていただきたいです

 

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