雑学王『しゅんぞう』

【必見】男と女、「より気持ちいい」のはどっち?

こんにちは、こばぱぱの親友で心理学・科学・雑学大好きしゅんぞうです!!

今回は「男性と女性で気持ちいいのはどちらか?」を解説します。

はい!!等々きました!!
これは、男性・女性の間で永遠のテーマですよね!?

女性は違うかもしれませんが、男の間では一度は話すテーマだと思います!!
(男性の間では女性の方が気持ちいいという事になってます!!)

という事で今回で白黒つくのでしょうか??

さぁ!早速、解説見ていきましょう!!

 

 

性的絶頂感(オルガズム)の正体

一般的に、われわれの体の性反応は4段階興奮期・上昇期・オルガズム期・消退期)があると言われています。

性的興奮が起きると、脳は性器に血流を送りこみます。
すると、心拍数も呼吸数も上昇します。

体の快感は、大脳新皮質(だいのうしんひしつ)の前頭葉(ぜんとうよう)にまで達し、伝えられことになります。

同時に、脳内には何種類もの脳内物質が出て、それが快感中枢に達することで深いオルガズムに到達するというわけです。

 

 

男性の場合

男性の場合は、校門括約筋(こうもんかつやくきん)や前立腺(ぜんりつせん)、ペニスの筋肉が収縮することでオルガズムが起こり、精液が排出されることになります。

ちなみに、強烈な快楽を感じる時間は平均3〜10秒です。
オルガズムのあと、男性は数分から数時間ほど新たなオルガズムを感じられなくなります。

 

女性の場合

いっぽう女性の場合は、連続的で複雑なオルガズムを体験できます。
平均で言えば、女性の快感は20秒ほど持続すると言われています。

ただし、場合によっては、子宮や膣、肛門、骨盤まわりの筋肉などがリズミカルに収縮することもあり、それ以上の時間、快感が続くこともあります。

 

男も女も脳内活動は変わらない!

オルガズムの最中に快感を管理しているのはです。
ここで、ひとつ面白い実験があります。

この実験では、科学者たちが機能MRIポジトロン断層法(PET)を用いて、オルガズムの最中になにが起きているか、人の脳内にある30以上の領域をスキャニングしてみたのです。

するとオルガズムを感じている最中、被験者の脳内の「痛みに強く反応する部分」と「快楽を生み出す物質によって活性化する部分」がともに活性化していることが明らかになったのです。

それに、パートナーとの絆や愛着を深めるホルモンであるオキシトシンの放出も認められました。
ちなみに、脳の活動部位はほぼこの3カ所に限られていて、その他の部分は活性化していないことも分かりました。

この実験で示されたのは、「男性と女性では、オルガズムの最中の脳内活動は変わらない」という驚くべき事実でした。
言いかえれば「男性のオルガズムも女性のオルガズムもその構図は変わらないし、感覚自体は基本的に共通する」ということなのです!

同時に、どちらの場合も、眼窩前頭皮質(がんかぜんとうひしつ) (自己評価や理性にまつわる、自己抑制力の中枢となる領域)の働きがにぶくなったことが明らかになっています。
この働きがにぶり、恐怖や不安を感じなくなることが、オルガズムを得るための必須条件と言えます。

 

男女のちがい!

男女のちがいで言えば、女性の被験者の場合、へんとう体や海馬がリラックスすることで、感情がさらに抑えられ、恍惚(こうこつ)状態が生み出されることが明らかになっています。

また、オルガズムの最中は脳内のほとんどの部位が活性化していないこともわかっています。

いっぽう、男性は攻撃性は弱められるものの、脳内の活性部分の変化は女性ほど顕著ではなありませんでした。

また、女性の脳内では、中脳水道周囲灰白質(ちゅうのうすいどうしゅういかいはくしつ)という領域が活性化され、「逃走か、闘争か?」という反応が刺激されるいっぽう、痛みや陽気さに関係する大脳皮質の活動も活性化されています。

これはつまり、オルガズム時に、恐怖・苦痛と幸福・快楽とが混濁したような相反する感覚が生み出されているということになります。

ちなみに性行為や自慰行為だけが、オルガズムを引き起こす訳ではありません。
性的な夢の中でオルガズムが起こることもあるし、一部の人々は肉体的な刺激を必要とせず、心的な刺激のみでオルガズムに到達できることも報告されています。

サイクリングやエクササイズの際に骨盤低筋群が締めつけられ、オルガニズムが起こることさえあるのです。

 

 

というわけで頭で感じていることは男性も女性も一緒だったんですね。

ということは引き分けということになるんでしょうか?
でも快感の持続時間で言うと女性の方が長いので女性ということになるんでしょうか・・・!?

 

 

ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました。

 

 

参考文献:ミッチェル・モフィット、グレッグ・ブラウン いきなりサイエンス 日常のその疑問、科学が「すぐに」解決します(2017) 文響社

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