こんにちは、心理学・科学・雑学大好きしゅんぞうです!!
今回は「よく鏡を見る人=自分のこと好き(ナルシスト)」と言われがちですが、実際はどうなのか解説します。
「鏡をよく見る」という行動は周囲からはあまりよく思われない行動ですが、むしろ見たほうが良いのです!!
家に鏡がないという方は、すぐに買いに行った方が良いかも!?
鏡を見ないと無関心な人になってしまう
電車や停まっている車の窓ガラス、そして授業中でもしょっちゅう鏡をのぞきこむ子供がいます。
心理学的に見ると、鏡をみる回数はその人の「公的自己意識」の高さに比例していることが分かっています。
「公的自己意識」
自分がまわりからどう思われているのか気にすること。
また、公的自己意識の高さはその人の魅力にも比例する
アメリカの大学で、廊下に大きな鏡を設置し、その前を通る女子大学生の反応を観察するという実験が行われました。すると、まわりから魅力的と思われている学生ほど鏡を見る回数が多かったという結果が出ました。
これは、「公的自己意識」の高い人は、どうすれば自分が魅力的に見えるかを熱心に研究しているからだと考えられます。
つまり、人から魅力的と思われるのはその人の努力の成果だったのです。
それに対し、鏡を見ないでいると無気力になり、自分の容姿やまわりのことにも無関心になっていきます。
子どもを魅力的な人間に育てたいなら、大いに鏡を見るよう勧めましょう。
※ただし、場所をわきまえましょう!!
というわけで鏡を見ることはとても重要なのです!!
かわいいから鏡を見るのではなく、鏡を見るからかわいいと言っても過言ではないのです!!
ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました。
参考文献:渋谷 昌三(2010)必ず誰かに話したくなる心理学99題